Contents of Memoranda


Memoranda 2004

 思いつくままに書いてみます。

BY THE BURO or VIA THE BURO

 日本語(?)では前者、海外との交信ではvia the bureauのほうがよく使われているように思います。そのせいか「by the bureauは間違い」という(断言している)人も多いのですが実は間違いではありません。私も間違いだと思っていて、確証を得る為にオーストラリア人に質問しました(10数年前の話です)。すると「byでも問題ない。ビューローを使って、という意味だから」みたいな答えが返ってきました。うん、確かにそうだ。その通りです。

 ちなみにDXerならよく使うエアメールの封筒に印刷してある文字、"VIA AIR MAIL"と"BY AIR MAIL"があります。こんなに身近なところにヒントがあったとは…。

ゼロイン

 ぴったり周波数をあわせることをゼロインといいますが、未だに私はこれが下手です(いや、できない)。SSBでもCWでも。CWならサイドトーンと受信音を一致させればいいのでゼロインはできます。ところが今の時代、デジタル全盛のためか、みなさんきっちりゼロインするんですね。

 CWになるとエレキー(ちなみにELE KEYはカツミの登録商標のはず)のスピードまであわせます。ラグチューならそれでもいいのですが、パイルアップだと呼ばれたほうはたまったもんじゃありません。みんな同じ音で同じスピードなんだからこれでコールサインを聞き分けろというほうが無理。少し周波数をずらして、少し速めで打つと効果的な場合があります。お試しあれ。

パドル

 私は左手でパドルを挟みます。そして人差し指(パドル左)が短点、親指(パドル右)が長点です。昔は右手で人差し指(パドル右)が長点・親指(パドル左)が短点という人が多かったそうですから、私の場合はその設定で左手で打っている状態ですね。

 私のこの設定には理由があります。まず右利きですから、ペンを持ったりダイヤルを回すために、右手はあけておきたい。ペンを持ち帰る時間が省略できますし、打ちながら書くなんてこともできます(ちょっと嘘。私はそこまで至っておらず、長点連続の時にささっとメモする程度。トツーツーツーのツーツーツーの間にコールサインをメモするとか)。

 人差し指が短点、親指が長点というのは、電信を始める際に頂いたアドバイスによります。曰く「人差し指と親指では人差し指のほうが早く動かせる/反応する。だから送信時間が短い短点を操作するのは人差し指が良い」。確かにそんな気がします(笑)。

 なお、逆の手で打つ時にはパドル(エレキー)の設定も逆にしないとうまく打てませんのでご注意を(笑)。<これが出来るならあなたはピアノもバッチリ!なのでしょう。

 そうそう、バグキーを使い始めるときに困るかもしれませんが、私は使う予定がないので気にしていません :-p

スマートな呼び方

 「じゃぱーーんりーまーすりーぃ、あるふぁーーまーーーいくきぃーろぉー」などと長々と叫ぶのがJAの流行りみたいですが、スマートな呼び方をすればこの間に1交信終わってしまいます。1コールじゃなくて2コールなんてすると、自分にコールバックがあっても分からないという…実際に聞いた笑える(いや本人にとっては笑えない)話もあります。

 電信ならフルブレークインで、呼んでいる間も受信音に気をつける、電話ならさっと(じゃぱーーーん…、ではなく、ジュリエッ・リマ…、と)1回だけ呼んで受信に専念する、といった基本的なことが大切です。電信は周波数をずらしたり、ちょっと高速にする、というのは前にも書いたとおりです。

 「タイミングをずらす」といって、呼び出し始めるのを遅らせて、相手から他の局にコールバックがあったのにそれに気付かない、というのも恥ずかしい話ですから、プリフィックスを言ったら一瞬受信して、サフィックスを続ける、というふうに気を使いましょう。最後の「ポータブル・ワン」で取ってもらってもそれはテクニックといえばテクニックですがかなり初級レベルです。いつまでも使うようなワザではありません(と個人的には思います)。

 スプリットだと、相手の癖をつかむことが大切です。"UP"指定でどこを聞くか、どこから聞き始めるか、上へ移るのか、下へ移るのか、上→下の繰り返し、下→上の繰り返し、上→下→上→下、1kHzごと、団子状態の小さいところ、などなど。電波伝播状態、自分の信号強度なども考慮し、どこで呼ぶか決定します。このとき設定を間違ってオンフレで呼ばないように気をつけること。「うっかり」が、全国的、あるいは世界的に恥をかくことに結びつきます(笑)。

グリーンスタンプ

 グリーンバック、米ドルのことですね。普通郵便にお金を入れてはいけないことはみなさんご存知の通り。日本の紙幣ではないので、グリーンスタンプは入れても問題ない、という人がいました。果たして本当でしょうか。確認したわけではありませんが、外国のお金ですからやっぱり入れちゃいけないと聞いたことがあります。ていうか、その封筒がアメリカに渡ったら、現金入り封筒はやっぱりまずいでしょ。アメリカ以外でも中身を抜き取られるのでグリーンスタンプはやめたほうがいいでしょうね。やっぱりIRCがいいでしょう。昔ほど高くないし。

包括免許?

 一括記載コードに騙されてはいけません。電波を出していいのはあくまでも申請して許可された電波型式(でんぱかたしき。でんぱけいしきではないよ)だけです。

Q符号

アマチュアのスラング風なQ符号。あるいはQから始まる用語。

/QRP, /M, /3

パイルアップ時、コールサインの後ろに/xxxをつけるとタイミングによってはそれ(/QRP? /3?)でコールバックがあるかもしれません。テクニックとしては初級レベルですのでいつまでたってもそれでコールバックを得るのはどうかと思います。また法的には/3がなくても問題ありません。パイルアップの様子を見て、呼ぶ速度や/3をつける・つけないを考えましょう。

/M, /P, /AM, /MM, /PM (/m, /p, /am, /mm, /pm)

/Mとかいうと必ず「それはイギリス移動だ」とか言う人が出てきますが(じゃあ/MMはマン島(GM, MM)移動ですかぃ?)、/M、/P、/MMはメジャーですので初心者でないかぎり間違う人はいません。少なくとも国際的には ;-p 。/AMは昔からありますが日本ではなじみが少ないものですね。/PMはFT-817やIC-703の登場により増え始めた徒歩移動(歩行移動)運用ですが、まだ一般的ではないと思います。それ以前にTS-50をリュックに入れてダイポールを手に運用していた人もいますが(笑)。ちなみに/CMは国際的には通用しません。/Mになります。

もっともこんなのは"/QRP"と同じで長くなるばかりですからラグチュー時にちょこっとつける程度にしておいて、パイルアップに参加する場合はつけない方が無難だと思います。

/3

移動運用時、「ポータブル3」や「ストローク3」は付加しなければならないのか。JARL運用課からの返答(2002年10月時点)。

---引用開始---
おたずねの件ですが、おっしゃるように以前では電波監理局(現総合通信局)においても
常置場所以外で運用する場合には、コールサインの後に、移動エリアを追加してどのエリ
アから運用しているかがわかるようにとか、車から移動運用している場合は同様にモービル
を追加、船からならマリタイムモービルとか、言うように「行政指導」がありました。

しかし、現在ではこれはなくなっています。したがって、現状ではコールサイン以外に
付加する必要は法的にはなんらありません。ただ、JARLとしては、いままでの無線の
慣習もありますので、今までどおりの運用方法を推奨はしております。
---引用終了---

追記:
http://www.motobayashi.net/callsign/untold/designator.html (2007年7月20日現在)

73

73は"Best Regards"の意味だから、73'sやBEST 73、ましてやVERY BEST 73はおかしいとおっしゃる方も多いのですが(日本だけでなく海外でも)、昔からこういう言い方があったそうです。

参考:http://www.mikezulu.com/73s.htm (AA0MZ)
1910年代、1920年代のQSLカードに73's、Best 73、Best 73'sなどと書かれている例をあげています。そして決め台詞は:
If you believe "73's" is not a term from ham tradition based on the OMs of long ago, they must have had a lot of lids back then.

つまり、オマエは偉大な先人達よりもエライのか、ってことですね(違)。細かいことは気にするなってことですね(え?)。

/RS

「道の駅」らしい(絶句)。そういう身内しかわからないものは使わないように。

HAMLOGの功罪

自己紹介の前から名前や住所を言ったり、勝手にJCC/JCGを決め込んで引っ越していたりすると「なんだ違うのか」と言ったり、失礼なオジサンが多くなった、、、というのはよく言われていること。それ以外にもカード大量発送(あまりにも安易で、デザイン的もオリジナリティもなにもないような)や、タイムゾーンの表現間違いも(UはGMT-8であってGMTにあらず。JはJSTにあらず割り当てなし。GMT/UTCはZであるというのはアマチュア無線界(DX界?)の常識のはずなのに…)。

/QRP

 FT-817発売開始以来、QRP運用者が増えています。そして"QRP"を連呼する人も増えています。国際的に5WはQRPとして認識されていますが、4アマの最大出力(HF)である10Wと大して差はありません。にも関わらずQRPと連呼するのは少々おこがましいような気がします。

 またQRPを好意的に受け止める人が多いことは事実ですが、逆に弱い電波を嫌悪する人がいることもまた事実です。そんな人に"QRP!"と叫んでも無視されるのが落ちです。CWでもフェーディング(not "phasing", but "fading" :-p )があると"/QRP"しか取れなくて肝心のコールサインを取ってもらえないかもしれません。

 ですから私は相手局がQRPに好意的であることが確実である場合やコンディションが安定して(こちらの電波が確実に届いて)いる場合、かつ気分が乗ったとき(笑)だけ/QRPを付けて呼ぶようにしています(以前はアワードのために毎回付けていましたが)。それ以外は交信に入ってから「実は0.5Wです」と明かします(安定していなければそんな余裕はありませんので明かしません)。後はCQを出す時に気が向けば/QRPを付けます(だ〜れも呼んでくれない時とか)。CQを出す時の/QRPは有効だと思います。QRPerは相手の電波の強さによって呼ぶかどうか決めるでしょうから、弱い信号だと呼んでくれない可能性があります。呼ぶかどうかの判断材料として"/QRP"を提供するわけです。

 余談ですが、バンドによってもQRPの定義が変わってくると思います。3.5MHzの5WはQRPでしょうが、50MHzではどうでしょう。1200MHzになると…?

 追記:イギリスでは/QRPを付加すると違法だそうです。(Nov. 2005)

CW Speed

 電波が弱い場合、ハイスピードだとなかなかコピーしづらいのですが、だからといってスローすぎるのも問題です。上にも書いたようにフェーディングで肝心の部分が取ってもらえない場合があるからです。スロースピードで1回コールサインを打つより、そこそこのスピードで2,3回打つほうがいいと思います。何回打つかはコンディションや相手の反応、相手の信号強度等から判断します。ただし、CQに対して呼ぶ場合は「1回だけ」が無難です。QRZ?に対しては1回あるいは2回、特定の部分だけ"?"の場合はJL3AMK AMK AAAMMMKKKのように打ちます(このあたりは臨機応変に。JL3AMK JL3AMKとしたほうが良い場合もあります)。フルブレークイン(QSK)で様子をみながら打つことも忘れずに。

 私の経験(FT-817 + Whip)では、25WPM程度で文字と文字の間を少し空けて打つのがいいように思います。最初は12WPMとか15WPMでやっていたのですがこれでは遅すぎるようです。25WPMでだめなら20WPM程度に落とします。15WPM程度まで落としてもだめなら諦めます。

 確かにスロースピードの方が良い場合もあるでしょうが、なんでもかんでもQRSというのはいただけない、ということだけ頭の片隅に入れておけばいいと思います。


Memoranda 2005

モールスは永遠に

 モールスは過去の遺物でも伝統芸能でもない。

 コンピューターの発達は、対電子兵器のミノフスキー粒子下でレーダーが使えなくても、艦隊を航行させたが、この粒子の出現は、無線を殺して、レーザー発振を正面から捕らえる通信方法を使わなければならないようにした。それでも高度のパルス信号では、ミノフスキー粒子の影響による歪みが生じるので、モールスに頼っているのである。

− 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』 p.37
    (富野由悠季 角川文庫 昭和63年初版発行)
 少なくとも宇宙世紀0093まではモールスは利用されている ;-)

P.S.
 機動戦士ガンダム I (特別版)のオープニング、2分頃から40秒ほどの間に、モールスを聞くことができ、 "island"、"degrees"、"latitude"等の単語が取れる。 よって、宇宙世紀0079には実際に利用されていることが証明された。そしてそれは英語という言語が引き続き利用され、国際モールス符号も(少なくともこれらの単語で使用されているアルファベットは)変わっていないということでもある。

太陽活動周期

 太陽活動の下降期とはいえ、いろいろ話を聞いていると、ハイバンドはもちろん6mもコンディションが良さそう。サイクル23のピークは2000年(もうひとつのピークは2002年)らしいのでボトムは2007年あたりか。今年はまだ楽しめそう。しかし太陽活動は電波伝播(×でんぱん ○でんぱ)だけでなくさまざまな環境に影響を及ぼすのでコンディションが良いからといって喜んでばかりいられない。ちなみに太陽活動は平均11.1年周期だが、過去の最短は7年、最長は14年とのこと。

 …と書いたが、日本のサイトを見るとどうやら「最短9年、最長14年」が有力らしい。海外のサイトでは「最短7年、最長14年」や「最短7年、最長17年」というものがあった。

開局22周年

 途中、意図的に局免を切らしたこともあるが、1983年11月1日が最初の免許の日。太陽黒点の変動は平均11年周期だが、磁場極性反転は約22年周期(反転×2)。無線とはほとんど無縁になりそうになった時期もあるが、太陽の磁場が反転してまた戻るだけの年月を無線と共に歩んできたということになる。

 これまでに楽しんできたバンド・モードは、1980年代半ばは21MHz CW、80年代終わり頃は28MHz CW、90年前後はUHFのパケット無線、90年代半ばは50MHz、90年代後半は24MHz CW、2000年以降はHFハイバンド/50MHz CW。DXing、国内外のコンテスト、Eスポ発生時にDXerとラグチュー、QRP、移動運用(本格的なものではなくてごく簡単な)などを楽しんできた。開局前はこれらの他に自作やEME、和文モールスもやってみたいと思っていた。

 2000年に今の住居に引っ越して、まともなアンテナを設置出来なくなってから、自宅で楽しめるものは何か(今の状況で何が出来るか)を考えたとき、和文モールスの会得、欧文モールスもチャットが出来るようにスキルアップ(モールス&英語)、自作などが思い浮かんだ。モールス関係はここ1,2年、少しずつやってはいるが、和文はまだ交信できるレベルではないし、欧文もまだまだ。自作は2003年からキットを作り始めた。2003年はRock-Mite、2004年はKX1、2005年はK1、と1年1台ペース。最初は作るだけでも楽しかったがこの頃は回路を勉強することにも興味がわいてきた。まだ回路を設計するレベルには達しておらず、今は他人の改造を真似しているだけだが、いずれ自分で設計した無線機を作りたい。

 かつては学業を放り出してのめりこんだこともあるが、無線は所詮「遊び」だ。仕事や家庭があってこその「遊び」なので、それらを大事にしながら、これからも末永く楽しんで行きたい。

移動地の記載場所

 先日JARLからカードが届いた。関西は偶数月下旬発送のはずだが、大体毎回翌月上旬に届く。

 これまであまり気にならなかったが今回何枚かあったのが、自局の移動地記載場所の問題。JL3AMKが移動したのかカード発行局が移動したのかわからない。どちらにも「/#」がない場合はさらに混乱する。例えばカード上部に「TO: JL3AMK」とあり、その下に「Confirming QSO with」、その下に交信データが記載されている。この「Confirming QSO with」の右側に「xxx移動」と書いてある。カード発行局のコールサインはカード下部で特に移動したことがわかるような印はない。ぱっとみるとJL3AMKが移動したように見える。そもそも「Confirming QSO with」以降にコールサインが書いてないのはおかしいが、ご本人は気づいているのだろうか…。ちなみにこの局は交信の際も"/#"とは打っていなかった。"callsign/qth"形式だが、これでは移動しているのかどうかわからない。もっとも"/#"はアナウンスしなくても法的には問題ないし、国内のカードをアワードに使う予定は(今のところ)無いのでどうでもいいのだが :-p

  DXからの分も何枚か入っていた。K7GK 2004-02-22 02:04UTC 15m CWは自宅から交信できたかなりレアなUSA。このときの設備はIC-703(出力5W)+ホイップアンテナだった。ちなみにyyyy-mm-ddの表記は日本だけでなく、ISO 8601でこのように定められている。

/QRP

 コールサインの後ろに"/QRP"を付ける派と付けない派がいるが、私は特別な理由がない限り付けない派(コンテスト、アワードのルールで定義されている場合はつける。CQを出す場合や交信中は"/"なしにすることが多い)。しかしイギリスでは法的に「つけてはいけない」らしい。問題ないのは"/M", "/P", "/MM"だけらしい。

旧ソ連

 DXingを中心に運用していたのが1980年代なのでどうも今のCISのプリフィックスには馴染めないのだが、それ以外にも馴染めないというか驚くことがある。

 昔はU.S.S.R.といえば電波の質は悪いしドリフトも多い、しかし全て自作機で技術力は高かった。QSLカードの紙質は悪く、印刷も綺麗ではなかった。イラストや何かのイベントのカードが多かったように思う。交信は全てモニターされており、確かライセンスを取得するためにはSWL期間が設けられていた。

 最近受け取ったQSLカードはMark V Field FT-1000MPとFT-847が鎮座するシャックの写真だった。アンテナはForce 12とR7000と書いてある。私が所属するロシアのQRPクラブでも、八重洲、アイコム、ケンウッド、エレクラフトなど”西側”の無線機を使っている局が多い。"Home-made"と半々ぐらいだろうか。中にはIC-7800ユーザーも居る。20年前、彼らはこのような状況になることを想像し得ただろうか。。。

QRP

 自宅からの運用では、そんじょそこらのQRP局より弱いことを自負していたが、UK/JI2MED下社さんより、以下のコメントをいただいた。

過去、私がQSOした局の中で最も微弱な信号であったと自信を持って言えます。蚊が鳴くような、というより蟻がため息をついたような信号でした。符号の輪郭というか、ノイズの色の濃淡でコールサインを判別したような感じでした。コールが頭の中にストックされていなければコピーはできなかったでしょう。「..3AM..」と浮かび上がった時、「まさか!?」と思いましたが、久々に興奮しました!QRPは呼ばれるほうもドキドキです。
 Maxの5W出してたのにそこまで弱かったのか、俺…。

Memoranda 2006

酒に例えると

 あるMLにこんな投稿があったと、別のMLに投稿があった。

"QRP is like a margarita with no Tequila."
 「QRPとはテキーラの入っていないマルガリータのようなもの」

 マルガリータはテキーラで作るから、日本で通用する有名な台詞に置き換えると『クリープのないコーヒー』だろうか。いや、『チーズバーガー、チーズ抜きで』かもしれない。

 別のMLで返されたコメントはこうであった。

"QRP is like 18 year old Single-malt Scotch, without the coke, water and ice."
 「QRPとはストレートのシングルモルトスコッチ18年物のようなもの」

"QRP is like a shot of tequila without the margarita!"
 「QRPとはマルガリータ(カクテル)ではなく一杯のテキーラのようなもの」

それぞれ言わんとすることはわかるだろう。

そしてJAの某局ならばきっとこう言う。

"CW is like a shot of straight 12-year old Wild Turkey."

EDC

 エレクトロデザイン(EDC)社はエレクラフト社製品の正規代理店である。日本からエレクラフトのキットを直接購入しようとしても、EDCから購入してくださいといって断られる(らしい。少なくとも以前はそうだったと聞いている)。EDCが批判される理由に、「高すぎる」価格設定があげられる。単に右から左へ物を流すだけでなく、技術サポートが受けられるので、そのサポート料だと思えばそう高くはないと思う。技術サポートを受けた人はみんな素晴らしいサポートだったという。

 が。

 購入を検討しているときに何度かメールで問い合わせたことがあるが、あまり素晴らしい対応といえるものではなかった。どちらかといえば、そういう回答を期待したのではない、という類のものだった。購入前と購入後ではサポートに差があるのだろうか。

 ホームページも、KX1の説明は新着情報をそのまま使っているだけ。詳細はエレクラフトのサイトを見るように書いてある。T1に至っては情報がない。かろうじて、掲示板への投稿があるだけだ。購入後のサポートがよくても、購入するまでの印象が悪すぎる。

 CQ誌2月号にT1試用記がある。Written by President at Electro Design Corporationだ。記事にはチューンに必要な最小電力が記述されておらず、別のページに「5W」と書いてある。しかしマニュアルによると0.5Wだ。これはQRP機にATUをと考えている人にとっては致命的な誤植だ。確認のためにEDCのサイトを見ても、T1に関する情報はない。英語が苦手な人ならエレクラフトのサイトに行くはずがない。誤植は仕方がないにしても、自社サイトにコンテンツを作っておけばユーザーが一人増えたかもしれない。

 購入者を大切にするのはもちろんだが、将来のユーザーを増やすための努力をしていない(ように見える)のは、非常に惜しいと思う。

複式電鍵〜Side Swiper〜

 昨夜ふと複式電鍵を打ってみたくなった。我が家にあるキーはベンチャーのBY-1、ミズホのPP-7(GHDキーのGM701)、ハイモンドのHK-703(かつてのSSBラグチュー仲間からのいただき物)、複式電鍵はない。

 JJ3LQP田尻さんがPP-7の配線をかえて複式電鍵として使っていたことを思い出し、とりあえずベンチャーのパドルに配線を追加してどちらのパドルを押しても送信できるようにした(通常、K1のキー設定をHndにすると、長点側(配線によっては短点側)しか送信しなくなる)。早速やってみるとこれがなかなか難しい。ダブルレバーだとついつい指が勝手に動いてしまう。

 こうなるとシングルレバーが欲しくなる。GHDキーベンチャーを買うほど余裕がないのでアメリカのMK-33を注文…しかけたところでMK-64を見つけてしまい、予算の問題がありしばし延期。MK-33はシングルレバーのパドル(ステレオジャック)なので配線で複式にする予定(MK-32(モノラルジャック)だとそのまま複式になる)。

 ちなみに複式電鍵はSide SwiperまたはDouble-Speed Keyというらしい。MK-32のページにもSide Swiper Cootie Keyと書いてあるが、A Side Swiper Key is not for everyonevery difficult to useらしい(笑)。

DXingの先にあるもの

 ただDXCCのための交信&QSLing一辺倒なDXingって嫌いなんですよ。最初からDXingやってる人って、無線を始める前は世界中の人と交信したい、友達になりたい、と思っていたはず。DXCCがおもしろそうだから、と始める人はおそらくほとんどいないでしょう。外国語が話せないという理由もあるでしょうし、たとえ外国語が出来てもDXCC的にレアであればラグチューが許されない雰囲気だったり、なかなか現実はやさしくありません。DXCCはそれはそれでおもしろいのですが、それだけ、というのは寂しいと思うのです。交信した人と交流を深めたり、交信した国の情勢や文化を気にしてみたり、そういうプラスアルファが大切だと思います。同じ「3Y0Xと交信できた!」という事実でも、単にカードをもらって終わるのと、過酷な環境を理解して感極まるのとではだいぶ違うと思うんですよね。


世界情勢を知るためのuseful site:
  外務省: 各国・地域情勢
   http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/

 宗教、略史、内政、外交、経済、日本との関係、危ない国・地域は安全情報など、いろいろあります。世界情勢のハンドブック+最新情報みたいな感じですかね。

プレゼント

[Elecraft] Its a K2 Birthday! (Spence W7CSW)

My wife just gave me an awesome present for my birthday! K2 #5400! Can't wait to get started.

RE: [Elecraft] Its a K2 Birthday! (Jim, W0EB)

I got mine (#4338) for a 32nd Wedding Anniversary present from my wife 2 years ago. She gave it to me early, just in time to get it built for field day.

The KX1 came this year.

この手の話だとこれもなかなか良い:
 アマ無線千夜一夜物語 第八十九夜 エルマーへのプレゼント(Christmas for an Elmer)

QSTのCD-ROMを買ってぜひ原文を読んでみたいものだ。

昔の話

 確か昔(80年代後半)、SJJGの会報のサンプルをもらったなぁ、と思って探したけど見つからず。代わりにアイボールした人や手紙のやり取りをした人の名刺やカードが出てきた。誰と会ったかは(コールサインぐらいは)結構覚えてるつもりだったけど、意外と忘れてるのも多い。かなり記憶があいまいになっている。3エリア某局とは一昨年の関ハムで初アイボールできなかった、と思ってたら実は昔あっていた模様(汗)。ex.JO1RDVなんかは顔は知ってるのに考えてみれば一度も会ってない(たぶん…。いや、JP1NWZと会った時に一緒にいたかな?)。交信よりも手紙や電話のやりとりのほうが多かったかもしれない(笑)。ex.JS1GJZと一緒に写った写真を送ってもらってた(GJZは割と早い時期に「近所のパチンコ屋にIが出た」とか言って無線をやめてしまったけど)。この2人も今頃どうしているのやら。。。

愛犬の名前

 どこかの国のDXer、愛犬の名前は"X-ray"だそうだ。

CQ DX CQ DX CQ Dog X-ray...

FT-817マニアになる本

 CQ出版社から特定の無線機を題材にした本が出版されている。ネーミングはともかく、『FT-817マニアになる本』もそのうちのひとつ。

 特に目新しい内容は無いが、インタビュー(を元にした)記事があったので買ってみた。5Wが受け入れられるか懸念されていたようだが、5Wだからこそ受け入れられたのではないかと思う。

 文章がおかしかったり、一部の内容(FT-817に特化しない部分でおかしいところ)は見なかったことにする。

 ちなみに、”ミラクルホイップと宣伝している”(そんな宣伝してたっけ?)という Wonder Wand(イギリス製)と、Miracle Whip(アメリカ製)は別製品。発売順はMiracleWhipが先で、何年か後にWonder Wand。形も似ているので筆者が混同したか?

# 私はMiracleWhipユーザー。

VY TNX

 英語を話したり書いたりしている時は絶対に「Very thanks」(※)などと言わないのに、略語で書いたりモールスを打つときはついつい「VY TNX」(※)などとする人が多いのは何故だろう…。

 言語(英語)(の一部)ではなく記号としか認識していないのか?TNXという記号を強調するためにVYを付加している?

※正解は言うまでもなく「Many thanks」「MNI TNX」。

関ハム

 関ハムへ行ってきた(いきなり余談だが関ハムのサイトに開催時刻が書いてない(見つけられない)のはどういうことか…)。A1クラブメンバー、FISTSメンバーに会うことが目的。JE3UWU/JE1TRV, JF3KNW, JO3HPM (w/ お子さん×2)とはランチを共にし(実はこれが主目的)、なかなか有意義な時間を過ごせた。

 前回関ハムに参加したときにはアクティビティが低く誰も私のことを知らないだろうと思ってあえてやらなかったが、今回は胸とリュックにコールサインと名前を書いた名札をつけた。名札は前だけでなく後ろにつけることも重要だ。また首からKX1をぶらさげて会場を歩いた。KX1に興味のある人や私のコールサインを知っている人から声をかけてもらえるかもしれないという意図だったが見事に当たった。このブログにもコメントしてくださるJR3STXに思いがけずアイボールできたし、KX1を見て声をかけてくださったAG8AY(日本人)にはビデオで撮影されて周囲に人だかりも出来た。他にもKX1に興味を示した人も多く、その都度宣伝しておいた。

  KX1については前々から感じていたが、改めて思ったことがある。

 ビジネス展示ではやはりFT-2000を展示しているYAESUが大人気だった。係員と少し話をしたがまだ発売時期は決まっていないらしい。MK V FT-1000MPがいつの間にか生産終了になっていたのでそのあたりのことを聞いてみると、心臓部のデバイスが入手できなくなり、通常であればしばらく新製品と並行して販売を続けるが、それが出来なかったとのこと。FT-1000のようなアナログ機はどうかと聞いてみると、当時はバブル期だったので価格が50万でも作られた、今なら100万であれば作られるだろうがやはりデバイスの問題があり難しいだろう、FT-2000もサブ受信機はアナログとのこと。知人にも最近中古でFT-1000を入手した人が多いというと、中古で手に入るなら買っておいて損はないと言われた(FT-1000には相当の自信をお持ちのようだった)。可能であればまたいつかアナログ機を出して欲しいと要望を出しておいた。今考えると817の話も聞けばよかった。

  ICOMは新製品はなかったがYAESUの次に人気があったようだ。KENWOODは相変わらず人気(ひとけ)がないし係員もおとなしい。それでもしばらくTS-480を触っていると少しずつ人が増え始めた。係員に最高級機を出さないのか聞いてみようと思ったがやめておいた。無線機の試験をしている様子のビデオを流していたがあれはなかなかおもしろかった。

 今回の買い物はストレートキー(スペインLLAVES TELEGRAFICAS ARTESANAS社のGMPという小さめの電鍵)とQP-21(ミズホの21MHz CW 1W TXキット)、FCZのRFプローブ(CWオーディオフィルタは買い忘れた)、それと電波法令抄録。ピコ6AMがあれば欲しかったが残念ながら展示品しか見つけられなかった。

1stです

 先日JARLからカードが届いた。

 「**MHz CWで兵庫県**郡1stです」。

 それは実家の住所であって、いわゆるコールブックでは88年頃に載ったのが最後のハズ(それ以降載っていたらJARLのミス。コールサインだけで住所氏名空白が正解。最近のはノーチェックなので現住所が載っているかもしれないが、載せないように依頼したので載っていたら間違い)。

 2001年には常置場所・住所とも現住所に移しているのでかなり古いコールブックをご覧になった模様。あるいは昔(15年以上前に)交信していたか…。

You Are Zero and Zero and Not in the Log

 先日、DX-CHAT Reflectorに面白い記事が投稿されていた。Out of turn callersというタイトルの投稿に対する返信:

I am remembering Iris Colvin of the legendary husband and wife DX team....he on CW she on SSB...
She would respond to a "bad" caller by telling him "you are zero and zero and not in my log"

 YASME(Colvin 夫妻)のDXpedistionsはほとんどがCWでの交信だったので、Phoneでそんなことを言っていたとは知らなかった。CWなら"UR TTT ES NIL"か。

SSBと私

 現在はQRPでCW中心の私だが、21MHz SSBによく出ていた時期もあった。

 西日のさす暑い部屋に置いた無線機の上には大型のクーリングファン、声が小さいためマイクアンプはゲイン最大、5mhの2エレスイスクワッドから放たれた我が電波はEsの恩恵を受けて強力に1エリアまで届いていたようで、DX仲間には「リニアは何を?」と冷やかされた。

 国内にはそこそこ飛んだが海外に対しては全く飛ばず、近所迷惑も省みず叫んでいた。そういえば隣のおばあさんの私を見る目が冷たかったように思う。ある時ふと恥ずかしさに気づき、それからは叫ばなくなった。サイクル22のピークでは28MHzの2エレHB9CVをあげ、弱いながらもWまで届いてくれた。当時は朝が苦手で(というより夜更かししていたため)、Wとラグチューしたのも片手で数えられるほどだが、リタイアした日本びいきの爺さま連中と話すのはそれはそれで楽しかった。息子がトヨタにいるとか瀬戸大橋を見に行ったとかそういう話を聞いたのを覚えているが残念ながら彼らのコールサインは忘れてしまった。あの頃、もっとWやVKとラグチュー(する努力を)していれば、違った人生になっていたかもしれない。

 マンションの屋上にアンテナを上げ、FT-1000やArgonaut VでVKあたりとSSBでラグチューできたらと夢想した時期もあったが、甚だ無理な話である。マンションの壁とフェンスに囲まれ地上高が1mにも満たない南西向きホイップを使い、サイクル23では21MHz CW 5WでWまで(かろうじて、本当に奇跡的に)届いた実績がある。サイクル24に期待してCWと英語のスキルアップを計るほうがよほど現実的だ。SSBはその環境が整った時に考えるとして、許された状況下で楽しむことを考えよう。

昔のログ No.11 1988/01/04-1988/05/19

 最近知り合った局でも実は昔に交信したことがあるのでは?と思って昔のログを1冊抜き出してみた。

 当時のアンテナは5mhの5-Band GPと5mhの21MHz 2el. Swiss Quad。

 1/4のオール兵庫では結構呼ばれていたらしい。このログの1ページ目がオール兵庫の7ページ目とメモしている(1ページ20局)。40m CWでこんなに呼ばれていたのか。しかも夕方からは80mでも呼ばれ続けている(今の設備では80mで1局も交信できていないというのに)。結局185局と交信していた模様。

 2月に入るとZL1AMOとZL1BQDのZL9ペディも各バンド・モードで多数交信している。また、ロングパス狙いで、あろうことか21.000でCQを出している。こんなローエッジでCQを出すなんて勇気あったなぁ…。C31, OK, DF, SM, YUあたりから呼ばれていた。ARRL-CWでは15mで西海岸が多いが時々東海岸も交信している(北東方向に山があってNAは苦手だった)。そして40mや80mでもあわせて5,60局ぐらい交信している。よくやっていたなぁ…。

 3月のARRL-PHはさすがにローバンドはだめで、15mだけ。BARTG (RTTY TEST)ではなんと15mでGと交信している。RTTYは回り込みがひどかったので、モニタ音をマイクに拾わせるというとんでもない運用方法だったのに。

 WPX-SSBの最中になぜかKB5ENR/KH3と7分間も話している。貰ったコンテストナンバーは二桁。6時間以上経過しているので、相手もそれなりにコンテストに参加していたようだ。普通のCQに対して呼んで、ナンバー交換をお願いしたのかもしれない。笑ってしまったのは次の行を見るとその局とCWで交信していた。少し話しをしたあと、CWで交信してくれと頼んだのだろう。

 3月末のNO1Z/KH1とはバンドをかえ、モードをかえ、何度も交信している。時間はたっぷりあったから近場だといくらでも交信できた。

 4月末のK9AJ/KH5Kはなぜか40m CWだけ。同じ日のFT5ZBは10m CW、ただしアンテナは15mの2el. Swiss Quad。

 5月はじめのW0RLX/KH5は、40/15/10m CW。

 今からだと信じられないがしっかりSSBでラグチューもしていた。初交信で30分〜1時間半というのもあった(国内限定)。

 結局最初に書いたような局はこのログからは発見できず。

FCCライセンス

 FCCのライセンスを取得しようと思ったのにはいくつか理由があった。

 ひとつはイギリス出張(※当時は知らなかったのだが、アメリカ人以外がアメリカのライセンスを使ってイギリスで運用することはできない)、アメリカ出張の可能性があったため、外国から運用したいと考えた。

 もうひとつはA1CのMLで1アマ・2アマの受験(合格)報告が相次いだこと。触発されて何か受験しようと思ったものの、長期出張が続いていて受験地が決定できなかったし、受験勉強をする(長期的な)時間もなかった。

 別の理由としては、物覚えが悪くなって、新しいことが全く頭に入らない、また英語の(もともとたいしたことのない)力も(さらに)落ちているんじゃないかという不安×2。この不安をなんとか払拭したいと常々思っていた。

 これらすべてを満たすものがFCCライセンス受験だった。なんといっても受付は受験の直前まで可(会場によっては飛び入り可)、ドタキャンも可能(受験料は会場で払うので無駄な出費がない)ということが大きかった。問題はアメリカ国内の住所(郵便物が届くアドレス)だが、これは知人の在米日本人に借りることにした。

 思い立ったのが2002年8月29日。9月と10月に試験があったが、さすがに9月は無理だろうと思い10月にGeneralまで取って、次に機会があればExtraまで行こうと目標を定めた。モールスについては全く問題ない(13WPMぐらいの速度で25字/分)ので、Question poolsだけに専念。Question poolsをダウンロードして、問題と正解だけのテキストファイルを作った。実際の運用に即した問題が多いため、勉強していても楽しめる。9月2日、模擬試験サイトで試してみると、Technicianは合格、Generalは合格ラインを大きく下回っていた。これ以降はテキストファイル読みと模擬試験を繰り返した。2,3日もするとGeneralも合格ラインに達するようになったため、9月に前倒しすることにした。

 9月15日、岡山で受験。試験というものがかなり久しぶりであったためかなり緊張した。おそらく合格ラインギリギリだと思うが、なんとかGeneralまで合格。ダメ元でExtraも受験してみたがこちらは惨敗だった。受験料は最初に払って、合格し続ける限り追加料金は発生しない。仮にあと1,2問で合格だったのに…というような場合はその場で即再挑戦できる(これは受験料が必要)。時間に余裕のない社会人にとって非常にありがたい制度だ。その場で手続きを済ませ、10日ほどで2×3のコールサインが発給された。

 ちなみにこの時私の隣に座っていた人は、Technicianに合格すると部屋を出て行き、私がGeneralの試験を終えるまで戻ってこなかった(試験は時間制限はなく受験者のペースで進められる)。が、私がExtra惨敗確定する直前に、その人はGeneralの試験を満点でパスした。合否はみんなの前で発表されるが通常点数までは発表されない。この時は満点ということで特別に発表された。すごい人がいるもんだ、と思っていたが、後に、同じA1Cのメンバーで、しかも同じ市内に住む人だということが判明した。

 General合格後、少々燃え尽きていたため、10月の受験はやめておいた。妻の実家への帰省にあわせて翌年2月に名古屋で受験することにし、W5YI.ORGから参考書も取り寄せた。1月に入ってから少しずつ勉強を始めたものの、模試でなかなか合格点に達しない。2月に入ってやっと合格ラインを突破したので受験を申し込んだ。

 2月16日、名古屋。2回目の受験ということもあって試験会場では割と落ち着いていた。一番後ろの席で見覚えのある問題を解き、30分ほどで提出した。自信はあっても「合格です」という声を聞くまでは不安だった。ダメなら再受験するまで、と覚悟を決めて待つものの結構待たされた。TechnicianやGeneral受験者の提出ラッシュに重なってしまったようで、合格発表は30分後だった。こちらも10日ほどで新しいコールサイン(2×2)が発給された。

−・・・−

 今は仕事の内容も変わり、海外出張の可能性はかなり低くなった。しかし、数年後、アメリカ本土かハワイに家内と共に旅したいと思っている。その時はぜひ電波を出したいものだ。

higher and higher

いつまでも初心者でいることと

いつまでも初心者の気持ちを忘れないことと

いつまでも初心を忘れないことは

全く違う。

アメリカンモールス由来の略語・記号

●HI
もともとはHO HO。Iの短点の間に短点1つ分の間隔を追加するとアメリカンモールスのOになる。

●ES
アメリカンモールスの「&」は、今の国際モールス符号の"ES"と似ている。EとSの間に短点1つ分の間隔を追加すると「&」になる。

●!
北米では(一部で)アメリカンモールスの「!(−−−・)」が使われているらしい。

参考資料:
http://en.wikipedia.org/wiki/Morse_code#Letters.2C_numbers.2C_punctuation.2C_prosigns
http://en.wikipedia.org/wiki/American_Morse_code#Common_punctuation

国際モールス符号

 日本で使用される欧文モールス符号は無線局運用規則第十二条別表第一号)で、また国際モールス符号はITU-R M.1677で定義されている。

  ITU-Rと無線局運用規則のモールスは同じものだと思うが、ITU-Rで定義されていて無線局運用規則で定義されていない符号、あるいはその逆の符号があるのかどうか、ITUの会員ではないのでオンラインで確認できない。
追記:ダウンロードできた。http://ecs.itu.ch/cgi-bin/ebookshop で「I wish to REGISTER in order to download up to three (3) Recommendations free of charge」を選んで必要な情報を送ればITU勧告を3つまで無料でダウンロード可。

 無線局運用規則では欧文モールスの記号として以下のものが定義されている。

   「.」 ・−・−・−
   「,」 −−・・−−
   「:」 −−−・・・
   「?」 ・・−−・・
   「’」 ・−−−−・
   「−」 −・・・・−
   「(」 −・−−・
   「)」 −・−−・−
   「/」 −・・−・
   「=」 −・・・−
   「+」 ・−・−・
   「”」 ・−・・−・
   「×」 −・・−
   「@」 ・−−・−・

 海外のサイトを見ると、「$」や「;」、「_」などが国際モールス符号として扱われているが、本当にそうなのか気になるところだ。安岡孝一氏のサイト(「国際モールス符号の誕生」の追記5)によると、少なくとも「;」は国際モールス符号から削除されている(1934年1月1日改正)。

続・国際モールス符号

ITU-R M.1677で定義されているモールス符号は以下の通り。

●文字(Letters)
  無線局運用規則第十二条別表第一号)で定義されているものに加えて:
   ・・−・・    accented e 『e』

●数字(Figures)
  無線局運用規則と同じ。ただし数字の略体は定義されていない(読み落としがなければ…)。

●記号(Punctuation marks)
  無線局運用規則と同じ。

●略符号
  その他(miscellaneous signs):
   ・・・−・    Understood
   ・・・・・・・・ Error
   −・−      Invitation to transmit
   ・−・・・    Wait
   ・・・−・−   End of work
   −・−・−    Starting signal (to precede every transmission)

 Error、Invitation to transmit、Wait、End of work、Starting signalは、それぞれ無線局運用規則では「その他の略符号」で定義されている[HH](註1)、K、[AS]、[VA]、[KA](註2)と同じ。

 Understoodについては無線局運用規則(欧文)には見当たらなかった(和文では[ラタ]と同じ符号だが意味が違う)。

●その他
  「符号の線及び間隔」や%、帯分数、 "等の定義も無線局運用規則(の注)と同様。

註1:
HTMLでは文字の上に線を付すことが出来ないため、[ ]で代用。括弧内の全部を1符合として送信する。

註2:
[KA](送信開始の符合)は今回初めて知った。と思ったらアマチュア局用 電波法令抄録 2006年度版には載っていなかった。ウェブ版には”文字の上に線を付した略符号”の線がないが、おそらく「KA」は線が付されていると思われる。

[KN] or KN

日本では[KN](1符合)(註)だが、アメリカではKN(KとN)らしい。
http://home.alltel.net/johnshan/cw_ss_list_proc.html

http://www.ac6v.com/morseaids.htm#CWOPの5.にも、KNと書いてある。(6.のARは続けて打つように注釈があるがKNにはない)

註:
しかし無線局運用規則第十二条やJARLのLOGBOOKの後ろの「CW略符号」を見ても記述がない。記憶違い?暗黙のルール?ネットで探すと日本のサイトではほとんどが[KN]だがKNと書いているサイトもある。要調査。

英語

 簡単な英語のことをよく「中学レベルの英語」と言うが本当に簡単なのだろうか。中学時代に習ったことを全て覚えているならともかく、もう20数年前のことなぞすっかり忘れている。

 先日、ある人と話しているとNHKラジオの「基礎英語」が話題になった。英語が嫌いだったが一念発起してがんばっているらしい。また別の人(在米日本人)とも「基礎英語」の話になり、「あれはいいよ」と言う。そういえば中学時代の英語教師も「これだけやっておけば大丈夫」と言っていた(授業はいいのか)。

あまちゅあむせんぎし - Wanna Be an All-Round Radio Amateur -

 資格を持っている以上、アマチュア無線技士(=資格)であることは当然なのだが、アマチュア無線技師(=技術者)でありたいと常々思う。

 アマチュア無線という特定の(大きな)分野のなかで、さらに特定の(小さな)分野を深く掘り下げて追求するのもいいのだが、己の興味ある分野以外を否定せず、アマチュア無線に関する様々な分野において、ソフト・ハード・メンタル問わずあらゆる技術について、法を遵守し、「向上心」を持って取り組みたい。

 向上心だけではない。「臨機応変」。

 向上心、そして、何事にも臨機応変に対応できる柔軟さとその技術。

 長い(はずの)アマチュア無線人生、様々な制約やトラブル、etc...がある。それらを嘆くよりは、明るく前向きに、常に笑顔で楽しみたいと思う。

 ここ数年、そう考えるようになった。過去の悪行の数々を反省しつつ…(笑)。

 そういえばARRL古のJARLは良いことを言っている(大元はW9EEA, 1928)。

アマチュアコード
  アマチュアは,良き社会人であること
  アマチュアは,健全であること
  アマチュアは,親切であること
  アマチュアは,進歩的であること
  アマチュアは,国際的であること

これらを心がけるだけでもずいぶん違ってくるように思う。

QRPの定義

JARLから届いたカードの中にあるQRP局のカードも入っていた。曰く、

QRPの定義
JARLではQRPを空中線電力5W以下、QRPpを空中線電力0.5W以下と定めています。国際アマチュア無線連合(IARU)第3地域では、QRPを終段入力10W以下、QRPpを終段入力1W以下と定めています。国際的にはJARLと同じ空中線電力で定義することが一般化しています。

違 う だ ろ 。

  これではJARLの定義が国際的に認知されたように受け取れる。JARLの(アワードの)定義では、当初は入力1W以下がQRPだったはず。国際的には以前から出力5W以下が一般的(SSBは出力10W以下というのもある)。JARLの定義が国際的になったのではなく、国際的な定義にJARLが従っただけ。ちなみにQRPの定義は出力5W以下が一般的だが、QRPpの定義は出力1W以下、出力1W未満、出力500mW以下、入力1W以下等、まちまち。探し方が悪いのか、IARU-R3のQRPの定義は発見できず。

−・・・−

 一般的にQRPの定義は(おそらくHFを前提にして)入力または出力だけで、アンテナは定義対象外である場合が多い。North American QRP CW Clubでは「出力5W以下」に加え、アンテナを「シンプルワイヤーアンテナ」に限定している。


Memorandum 2007

Pioneer 10

 1972年に打ち上げられたパイオニア10号からの電波が最後に確認されたのは2003年1月23日(デコード可能な電波が届いたのは2002年4月27日が最後)。直径2.4mの高利得パラボラアンテナを使用しているとはいえ、波長13cm、出力わずか8Wの電波が122億kmの彼方から届いたのだ。

 あれから4年。パイオニア10号は今も毎秒12kmの速度でアルデバランを目指して飛び続けている。

 ちなみに1977年に打ち上げられたボイジャー1号は155億kmの彼方から今も電波を送り続けており2020年頃までは通信が維持できる見込み。ボイジャー2号は125億kmの彼方で太陽系から脱出しつつある。こちらは2030年頃まで通信可能と考えられている。なお、ボイジャーの送信出力は20Wだそうだ。

/QRPと/3

 /QRPをつけて呼んだ局に対して、(/)QRP否定派はよく「あなたが本当にQRPで運用したかどうか私にはわからないので/QRPはつけない」と言う。交信時もQSLにも/QRPをつけない。ひとのポリシーにどうこう言うつもりはないが、そのリクツだと「/3」に対しても同じことが言えるのではないか(実際、移動先を詐称している局もいる)。さらに言えばアンカバーかもしれないから交信できないということにならないか。

 


Copyright (c) 2004 by JL3AMK.org. All Rights Reserved.