YAESU FT-655

はじめに
出力調整
保証
その他

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Created: September 2018
Updated: September 2018


はじめに

 若干難ありのFT-655を譲っていただきました。

  1. キャリングハンドル(ベルト)が破断
    よくあるようです。落して床に傷がついたとか、足を怪我したとか。移動運用に持っていくわけでもありませんので、無くても問題ありません。
  2. メーターの照明が切れている
    そのうちLEDに交換することにしましょう。
  3. 突然音が出なくなる
    何度か再現しました。忘れた頃に。現象が発生すると、外部スピーカー端子もNGですが、ヘッドフォン端子からのオーディオは出ているようです。とりあえずこのまま使い続けることにします。
  4. SSB/AM/FMで音が乗らない
    AM/FMはキャリアは出ています。付属していたマイクのほか、FT-757で使っているマイクでもだめでした。もっともCWの運用が中心ですので特に問題ではありません。これもこのまま使い続けることにします。

 これを100W機として申請することにしました。

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出力調整

AF UNIT各種調整箇所
AF UNIT 調整 備考
S5001 POメーター表示切替 ノーマル表示/ピークホールド表示
S5002 PO-SET 50W/100W切替 Power Set
VR5007 TONE サイドトーン音量
VR5008 DELAY CW DELAY 送信状態→受信状態の復帰時間
VR5009 SWR SWRメーター
VR5010 PO-M パワーメーター Power Meter
VR5011 AFP ファイナル保護 Automatic Final Protection
VR5012 最大出力
VR5013 ALC-M ALCメーター Automatic Level Control Meter

 S5002を100W側(コネクタ側)に切り替えてVR5012で100Wに調整しました。ちなみに出力を最大にしてみたところ、24MHz帯は約160W、28/50MHz帯は約150Wでした。

 パワーメーターは目盛りの10が100WとなるようにVR5010を調整しました。この状態で出力を下げると、実際の出力と目盛りのズレが大きくなりますので、当てにはならないようです。

 ALC/SWR/AFPはとりあえずそのままです。

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保証

 100W化の説明資料(改造方法、AF UNITのS5002付近の写真、各バンドの出力を計測している写真)を添付して、TSSに保証願を出しました。特に指摘もなく保証されました。(2018年10月)

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その他

 取説に書いてありますが、キーのプラグは3P(ステレオ)を使用します。2P(モノラル)を使うと送信しっぱなしになります。

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